国民年金未納の専業主婦の救済策、4月から10年まで遡って国民年金の追納が可能に!

国民年金を10年間遡って支払える特例措置だが、長期未納は高額保険料が必要になるので簡単に納付できないかも。保険者種別の切り替えをしなくても何も通知がないのは、確信犯の未納者には好都合だが、きちんと未納期間なしで納めたい人には、『自覚の乏しい未納期間』を生みやすい制度の欠陥になるだろう。

主婦らの国民年金未納を「救済」 4月から追納受け付け

夫の扶養に入っている専業主婦が国民年金保険料納付を免除される『3号被保険者』は、なぜ専業主婦の女性だけが保険料を払わなくても良いのかという不満・批判が『年収130万円以上を稼ぐ女性・既婚者でもフルタイムで働く女性』から出てくることもあるが、『専業主婦という歴史的な役割・位置づけ』が男女共働きが当たり前になってきた現代で失われつつあるというのもあるのだろう。

個人的には、家庭の中で家事育児・メンタルケアに専念してくれて精神的にも余裕を持っている『専業主婦・専業主夫』のような人や役割があっても良いと思うし、そういった選択ができるような税制・社会保障上の工夫があっても悪くないとは思うが、『ぎりぎりの収入で国民年金を支払っている人たち』からすれば3号被保険者が不公平な制度に見えてしまいやすいというのはあると思う。

近年は未納徴収の外部委託で、切り替えしなくても『未納通知・支払催促』が来るようになったみたい。私はどうせ督促が来るので税金・保険料はすぐに全額支払うのが習慣化しているが……未納なしでできるだけ早く税金・保険料を支払う行動だけを見ると、自らの主義に反して『国・社保の忠実な犬』になりさがったかのような気もする(苦笑)

確定申告も1月下旬にはe-TAXで送付、即座に所得税・復興支援税の払込用紙で支払った。銀行窓口の人から『早いですね』、知人から『申告が極端に早過ぎるのも脱税が疑われるかも』と言われた。だが子供時代から『どうせしなければならない義務的な事』はできるだけ早めに終わらせ、後はのんびり自由にやりたい性分…w

『先にできるだけ色んな事を終わらせておきたい・後になって外部や他者から何かを期限つきで要求されたくない』という考え方は、ティッシュ・トイレットペーパー・洗剤等を大量ストックしたくなるのにも反映されてる気がするが『早めに終わらせようとして今が慌ただしい=結局のんびりやれない』で意味がない気もしているが…。