『ポケモンGO』の感想と『地図とゲームの融合』

日本マクドナルド。一時は相次ぐ不祥事で大幅な客数・利益の減少に陥ったが、経営陣交代で経営方針を見直して短期間で業績が回復した。任天堂の『ポケモンGO』の主要スポンサーでもある。マックとポケモンGOのコラボ企画が行われる事から(店舗の位置情報を使用する可能性)、株価は3800円まで急上昇している。数日後にまたマクドナルド株は大きく下げてしまったが。

スマホゲームで長らくパズドラやモンストなどの後塵を拝した任天堂だが、リアルな位置情報を使用する『ポケモンGO』は『場所・店舗とのコラボレーション』に強みを持つ独特なゲームだ。マック以外の大手チェーンと組んだ企画が出る可能性もあるが、ポケモンブームの第二波が来れば長期的・広域的な波及効果に期待したい。

○『歩きスマホ・不法侵入の問題』はあるが、ポケモンGOが呈示した『地図とゲームの融合』は動くVR技術の入口で未来の応用範囲は広そう。

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個人的にはダウンロードして半径10メートル以内で、ヒトカゲはじめ3体を捕獲した所で辞めている。ゲーム初期にはあまり移動しなくてもモンスターが出てくるらしい。遊び方も殆ど把握してないが、捕獲したモンスターを育てたり進化させたりして他のユーザーと戦わせられるゲームなのだろうか?落ち着いてやる時間がない。

ポケモンGO以降も『GPSの位置情報と移動を組み合わせたアプリ』は出るため、『ユーザーの自己学習+法律や条例の規制+バーチャルリアリティーの進歩』のバランスが問題になる。ポケモンGOも画面を見なくても分かるアラーム機能があるようだが、ずっと画面を見なくて良いアプリの仕様へ改良すべきだろう。

ゲームも含むインターネットは事前に何か問題が起こりそうなら公権力で規制する『オプトインの考え方』ではなく、自由にやってみて何か問題やエラーが起こって要請が出てくれば逐次対応する自治的な一律に統制されない『オプトアウトの考え方』で発展してきたので、オプトアウトが無秩序・無責任と見られやすい向きもある。

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