貧困で病院に行けない中高年の問題、 ロシア贔屓のトランプ大統領の捜査妨害の疑い

○中高年の貧困は『病気・孤立(離婚)・うつ・食事の乱れ』と結びつく。お金が心配で病院に行けないもあるが、原疾患・うつの悪化でゴミ屋敷になったり健康管理する気力がなくなる影響も大きい。

貧困で病院に行けず、気づけば末期がんに 民医連調査の悲惨な事例

貧困に負けず高額治療費のかかる慢性・重症の病気に立ち向かえる人は、『身体さえ健康になったらまた働いて稼いでやる(医療費くらい元気なら払える)の気迫』がある事が多い。医療費の不安で病院に行けない人は『病気が多少良くなってももう年で稼げない・守るべきものもない』など悲観的認知に落ち込みやすい。

『(経済事情と関係なく)医療を受ける権利』と『生存権』をセットで考えるならば、医療は公共インフラとして無料に近いサービスにならなければならないが、『常備薬程度の最低限度の薬の処方』くらいは無料化できても、『入院や手術・研究開発コストの高い先端高度医療・精密検査』までも無料に近づけることは不可能かもしれない。

医療は社会福祉とビジネスの二つの側面を持っているが、医師や看護師の国家免許取得までのコスト、医療機関の設備・装置のコストなどを考えると、どうしても他の一般的なサービスと比較して高額になる。最低限の医療や軽症の薬・措置なら数千円だが、医療が進歩するほどやれることが増えて追加コストも嵩む。

いくらお金がかかっても助けてくださいと家族に強く主張してもらえる人というのは、そもそもが貧困層ではないことが多く、家族のために生きてきて好かれている履歴と病気治療に耐えられる貯蓄・医療保険の後ろ盾を持っていることが多い。貧困・病気・離婚のコンボだと、治療以前にメンタルがやられて意欲を喪失しやすい。

○プーチンを敬愛するトランプがFBIの捜査妨害の疑いで特別捜査の対象となり弾劾を受けそうだが、米国大統領で親ロ・親中だと母体の共和党も焦るだろう。米国市場は大荒れの様相。だがトランプ外交は友敵理論の固定観念に囚われない意味では、挑発・緊張を生みながらも対話の門戸を開き逆に外交上の国境線を薄くしてるな。

ロシアがここまで好きというか外交・国防のパートナーとして信頼して重要な情報を共有化しようとする米国大統領はいないわけだが、視点を変えれば『米ロ同盟か八方美人外交』という感じにはなる。ただアメリカ国民の利益や政党のポリシーに合うかは微妙で、結局、ポジションやポリシーではなく個人的な好き嫌いで動く人だ。

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