“運命の恋人”に人は出会えるのか?:偶然を必然とナチュラルに思い込める出会い

人生の各時点の出来事は『一回性』で過ぎ去り、年齢や人生が不可逆な事を考えれば、付き合った人や知り合った人は全て『運命の人』ではある。『運命の人=全き理想・幸福の体現者』ではないが、自分流の物語性が腑に落ちるか否かで明暗は分かれる。

運命の恋人に出会うための3つのヒントって?

『運命』というと何か特別な人物との出会いや驚くような事象のイメージを持たれやすいが、何をしていても不可逆に時間は流れ『運命としての選択・分岐・結果』はかつ浮かびかつ消えている。運命は男女・家族といった対人的なものに限らず、一回限りの生を瞬間瞬間に決定し過去に押し流す『今』に留まる事を拒絶する摂理でもあるように思う。

『起こったことは全て正しい』という自己啓発的思想もあるが、正確には『起こったことは全て変えられない運命である(起こったことを認めず抵抗しても抗えない)』ということ。運命の恋人・家族には『特別な承認による脆弱な自我の物語的補強』の効果があるが、『良いことが起こる確率』を人為の努力で上げたいのは人の欲であり希望でもある。

この人と出会うことが必然かつ不可避の結果であり、自分の人生にとってこの人との関係性が不可欠であると思える時に、運命の恋人と出会えたというように解釈可能になるということかもしれないですね。

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