アメフト部員が熱中症で死亡。『炎天下のスポーツ』も状況によっては延期・中止を考慮。

連日35~40度を超えるような猛暑が続いていて、冷房を入れない室内でもそれ以上の気温になることもあるが、『猛暑日の屋外での激しいスポーツ』は練習にせよ試合にせよ十分な注意が必要か、気温・日差しが極端に強い時には思い切って中止すべきなのかもしれない。

<熱中症?>アメフット試合中倒れ2日後死亡 大阪の強豪校

猛暑日には体温調節能力が低下した高齢者や未熟な子供を中心に、1000人以上が救急搬送されて数人が死亡するという統計的な傾向がでていることから、猛暑日の屋外やクーラーなしの室内では『年齢・体調・持病(循環器系・呼吸器系など)』によっては誰が倒れてもおかしくはない。

熱中症は単純にこまめに水分・塩分の補給をしていればならない病気ではなく、どんなに普段鍛えていてこまめに水分を摂っていても、『長時間の強烈な直射日光・大量発汗・体温上昇』などがあると、わずかな身体のコンディションや潜在的な持病の存在によって熱中症の症状が出るリスクがある。通常は、ギラギラ照りつけるような直射日光をまともに浴びながらの状態で、激しい運動を続けることはどんなに練習を積んでいてもハイリスクな行為である。

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鷹ノ巣山(一の岳・二の岳・三の岳)の登山

夏バテしそうなうだるような暑さが続くが、暑気払いと体力増強を兼ねて英彦山の東隣に三つの小高い丘のような山頂を並べる『鷹ノ巣山(979.3メートル)』に登ってきた。鷹ノ巣山は少し離れた場所から山頂の連なりを眺めて楽しまれることのほうが多い山で、溶岩台地が削られて出来た独特の形状が面白いのだが、山中に入ってしまうと鬱蒼とした森林が多いので山の全体は殆ど見渡せず、頂上まで登っても木が邪魔して景観は余り良くない。

ワインディングを楽しむライダーが多い豊前坊の高住神社から歩き始めて、右側にある薬師林道から登山道に入っていく。薬師林道の左側に、小さな木橋のかかった鷹ノ巣山の登山道の入口がある。

この入口の標識は小さくて消えかかっているのだが、鷹ノ巣山は全般的にきちんとした分かりやすい標識が立っていない山で、『小さな分岐点の手書きの簡易表示』を飯塚市の有志の登山会が立ててくれているだけのようだ。

特に、『岩場を避けられる巻き道・近道(安全な復路・エスケープルート)』を指示する看板が老朽化して殆ど読めなくなっていること、森林に囲まれた森なので少しでも日が陰ると途端に薄暗くなりテープも見づらくなることに十分な注意が必要である。

いわゆる整備された一本道の登山道は途中でなくなり、どちらの方向にも進めるような踏み跡の乏しい森の中の道が続く(基本的には一の岳からの進行方向に対して左側上部に二の岳・三の岳が聳えているイメージを持つと良い)が、この山中の道は通常の地図やガイドブックでは詳細な分岐などが記されていないので、実際に歩いてみないと分からない。

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