北日本で真夏日が続くが、九州地方はじめ西日本は雨・曇りの天気。自覚しづらい熱中症に注意。

高気圧の暖気が急速に北上して積雪地帯の北日本で真夏日が多く観察される一方、九州には低気圧が流れ込んできて雨・曇りの天気が断続的に続いている感じになっている。福岡県は晴れたり雨が降ったりの繰り返し…。

東北や北陸、関東で真夏日=熱中症に注意―気象庁

GWの前後から山岳遭難が続いていて、今日も富士山頂で2名が滑落した事故が伝えられていたが、5月というのは高気圧と低気圧が交互に短時間で入れ替わりやすい天候が変わりやすい季節で、高山の雪・氷が晴天で緩んで雪崩が起きやすかったりもする。『高山登山にとってはリスクの多い季節』でもある。

気温が30度を越えて発汗量が増えてくると、『高齢者・子供・屋外労働の熱中症対策』も必要になってくる。暑くても今の時期に冷房・扇風機はつける人はほとんどいないから、『高温・無風の室内』で熱中症で倒れるようなケースも多く、体調悪化や水分不足には気をつけたい。

喉が渇く前から水分を補給するとか、常に定期的に適度な水分を取るとかいう事も大切だが、『高温・無風・閉鎖環境・直射日光などの環境条件』に当てはまっている場合は特に、意識的に日陰・涼しい場所に移動したり水分補給をした方が良い。ランニングや登山なども長距離・長時間の運動では、自分の体力を過信しない事か。