現代で突然『草食系男子の増加』が起こったわけではなく、昔から大半は草食系である:半強制的な皆婚文化の終焉

常識的に考えて、バブル世代以前も『年齢制限のある皆婚の圧力』があっただけで、皆が積極的な色恋の口説き・誘い方・遊びに通じて謳歌する『皆恋愛の文化・意識』などなかっただろう。

「草食系男子の増加」という勘違い 実はバブル世代でも彼女ナシが7割!

40代以上の中高年男性が『昔は皆肉食系の女好きで何人も付き合いモテた』は多くは話を盛ってるが、今のその中高年の風貌・話術・雰囲気がダメなら、若い時もさほどではないはず。1980年代以前は皆婚の為、妙齢の若い女性なら今より格段にモテた(プロポーズされた=恋愛と結婚は同義に近い)はあるらしいが。

なぜ40代以上の男女で『昔は相当にモテた』と信憑の薄い武勇伝を恥じらいなく語る人がいるのかは端的には『何十年も前の事実確認の検証などできない・そこまで興味ないから』で、若い人だと『現在進行形で異性にどう思われているか・日頃の異性との交遊』が周囲の知人間ですぐ分かるので余り大風呂敷は広げられない。

恋愛の市場原理は『性的魅力・経済力・コミュニケーション力(楽しませる力)がある人がモテる』で今も昔も変わらず、ある世代の男・女なら皆が魅力的という事にはならない。戦後から1970年代頃まで『自由恋愛の道徳的禁忌(恋愛経験が逆にマイナス評価)』も残っていて、自由恋愛には風評リスクもあった。

自分から好みの異性を定めて積極的なアプローチをしない草食系男子という概念は、かなり現代的・市場的な『人生・色恋を楽しむ為』の余剰の文化の派生物だろう。1970年代頃までの異性選択や結婚は生活・出産・実家のためで、生きるのに必死で知って比較する異性も少ない、『恋愛を楽しむ発想』を持てる者も少なかった。

『草食系男子の増加』は古代の落書きにもあるという『最近の若者は昔と比べてダメ?』のパターンの繰り返しとも言えるが、文化文明のモードが変わり科学技術・情報環境が劇的に進歩した事で(客観的な自己や状況が見えやすくなった)『欲求充足の優先順位・他者に対する時間や労力の費やし方』が変わったのはあるかも。

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