『ルパン三世の評価3点』の激辛な評価の理由が気になったので検索してみた。

個人的には各キャラクターのキャスティングも良いと感じたし、エンターテイメント作品としてなかなか面白い映画だと思ったのですが、100点満点中の3点というのはなかなか手厳しい……その理由が気になってちょっと検索してみました。

『超映画批評』というサイトでの『ルパン三世』の評点が3点ということのようですね。

http://movie.maeda-y.com/movie/01896.htm

3点の理由というのは、主に以下のような感じになるのでしょう。

>>映画全体が発する自己顕示欲とでもいおうか、「このアクションカッコいいだろう」「このポーズ、格好いいだろう」「このセリフ」「この衣装」「この(略)」と、ものすごい押し出し感である。

>>そして大事なことに、そのどれ一つとして、まったくカッコよくないのである。

なるほど、僕はストレートにその俳優の魅力や容姿、演技を前面に押し出した『各カット・各セリフ・衣装』がかなりカッコいいと思ってしまったという面でミーハーというか知覚刺激に対して単純なのかもしれないですね。

一般的な視点では、カッコいい部類に入るショットが多いと思うのですが、深読みする批評のプロ目線では『大衆に媚びた・俗情に倣った感性』といった低い評価に陥りやすいのかな。

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ロト6の当選番号を教えるという詐欺の急増、ノーリスクの儲け話はない。

ロト6の当選番号はみずほ銀行のサイトでは当日の夜の発表だが、新聞では翌日朝刊での発表。インターネット(情報端末)を使えるか使えないかのデジタルデバイドによる被害の典型的な事例ではある。

ロト6「当選番号教えます」 詐欺急増、半年で15億円

インターネットが普及して毎日当たり前のようにスマホやPCに向き合っている層には、『インターネットで情報を確認できない中高年層(ラガード層)』の姿は不可視になりやすい。同様に、テレビ・新聞からしか情報を得ない生活が当たり前の中高年層には、無関心によって『インターネットの存在』自体が不可視になりやすい。

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イタリアの『ナンパ文化』と日本の『傷つきたくないシャイな文化』:知らない異性とのコミュニケーション機会の少なさ

日本文化の暗黙の了解で『知らない相手とは会話しない』があるので、日本人のナンパの多くは『男側の下心丸出し か女側の鉄壁の防御(無視)』に陥りトークそのものを楽しむのは難しい。

イタリアに8年住んだ日本人美女が語る、「イタリア男はナンパが上手」の真相

日本人がナンパできるのは『集団でいる時・酒を飲んだ時・非日常的な場面(旅先とかリゾートとか)』等に限られイタリア男のナンパの事例のような『日常生活の中で知らない異性との気軽な会話を楽しむ・話題のきっかけやもてなしの姿勢を自分から作る』というスタンスは取れない。公共圏での男女の距離感の文化・歴史も違う。

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スターバックスが1杯1850円の『パナマ アウロマール ゲイシャ』というコーヒーを発売

日本のスペシャルティコーヒー・ブームの嚆矢となったのが『ロブスタ種』ではない『アラビカ種』の普及だったが、これによって『苦くて渋い』のコーヒーのイメージが『果実のような酸味+花のような甘い香り』のイメージへとシフトすることになった。

1杯1850円!スタバからパナマ産“ゲイシャ種”のリッチなコーヒーが登場

カフェで飲むコーヒーの大半は、どの銘柄・産地でもアラビカ種で高級な部類に入るものを使っているようだ。ショートで400円近い価格は高いが、コーヒーの味の品質は10年前と比べれば(苦味・渋みの好みで個人差はあるが)上がって飲みやすくなった。1杯1850円はブランド・希少性のプレミア価格で極端に高いが…。

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デング熱の感染患者が34人に増加。代々木公園の蚊がデングウイルスを媒介。

熱帯・亜熱帯地方の感染症であるデング熱が、日本国内で発生したことで大きな話題になっている。デング熱に感染した潜伏期の海外渡航者が、日本に帰ってきてから蚊に吸血されて感染したと推測されている。

デング熱 新たに12人感染、いずれも代々木公園や周辺訪問 計34人に

感染者のほぼ全員が代々木公園の中を歩いたり留まっていたか、その周辺に立ち寄っていた人なので、代々木公園に棲息している蚊(ヒトスジシマカ)がデングウイルスを媒介しているようだ。

大規模な複数回にわたる大量の殺虫剤噴霧による『蚊の駆除』が行われているが、その後も感染者の報告が出たため、ウイルスのキャリアである蚊が完全に死んだのかは分からない。

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日本社会の非冒険的カルチャーと官僚主義・長期雇用(生涯安泰を理想とする予定調和の静態的システム)

本多勝一(ほんだかついち)の『日本人の冒険と「創造的な登山」』は1970年代に書かれたものだが、日本社会あるいはマジョリティの日本人がなぜ『冒険的・探検的な試み』を嫌って恐れるのかを冒頭で検証していて興味深い。

そして、この死ぬかもしれない人間の身体的限界(エクスペディション)に迫るような冒険・探検を『無謀・迷惑かつ無意味なチャレンジ』として嫌う基本的な性向は、現代の日本にまで連続していると見て概ね間違いはない。

今でも『山の遭難・海の事故』などに対して様々な角度から罵倒や嘲笑が投げかけられるのは常であるし、『初めから危険な場所に行かなければいいのに・おとなしく普通に暮らしていればいいのに』という考え方は一般的なものでもある。

最初に取り上げられるのは、1962年に単独で小型ヨットで太平洋横断(アメリカ渡航)を果たした堀江謙一青年だが、日本のメディアや文化人の論評では堀江の扱いは『太平洋横断の超人的偉業を成し遂げた』ではなく『両国政府の許可を得ていない密入国で犯罪ではないか(冒険を評価するよりも違法行為や無謀な挑戦を戒めるべき・アメリカからも非難されて逮捕されるのではないか)』というものであった。

だが、アメリカは不法入国した堀江謙一を逮捕するどころか、勝海舟の咸臨丸によるアメリカ来航以来の日本人による太平洋横断の快挙として賞賛、堀江を『名誉市民』として認定して好意的なインタビューが行われた。アメリカのマスメディアや行政の反応を見た日本の政府やマスメディアの対応は180度転換して、『人力による太平洋横断の功績』を評価するようになったが、日本社会だけでは堀江謙一が評価されることはなかったと思われる。

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