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40歳オーバーで結婚したことがない人は問題があるという俗説、イケメン・美人は熱く(詳しく)語らない人が多い、近代日本の歴史と若者の集団性など

○「結婚できない・結婚しない・常識適応の違い」と「結婚・子のための努力(他の切捨て)をできるか」が大きい。人間性というより「人生観・同調性・環境要件」が違う。

「40歳過ぎで結婚したことがない人は人間性に問題がある」に異論続出! 「全く関係がない」「そう言う人ほど失敗している」

http://mixi.at/ad5FdMF(08月11日)

自分の時間を確保するために非正規雇用を選ぶ人もいるが、結婚しない事は「それ以外の行動の選択肢(確実に一つの場に身体・時間を拘束されない)」を担保する面もあり、自由至上主義・厭世的な一処不住や行雲流水の掴みどころの無さがある。その掴めなさを、人間性・社会性の怪しさや常識・義務からのズレと見る向きはある。

社会経済的な事情や家庭環境の問題などいろいろな周辺状況もあるので、人間性に問題があるとは言えないが、好んで結婚しないのであれば自由主義・個人主義の度合いが強く、他人のために自分の全てを捧げるようなタイプではない可能性は高く、恋愛・性・家庭による自己洗脳の度合いも浅くなりやすく覚めやすい人でもある。

○ただしイケメンに限るな意見が多いが…こういう時にザ・イケメンで冷たい人本人が出てきたら面白いのに……だがリアルでも意外にイケメンや美人は、恋愛談義などであんまり深い意見は言わず、話し相手としては物足りない人が多い。

「優しい男」がいいのに「雑で冷たい男」を好きになるのはなぜ?
http://mixi.at/ad5MXAK

例外はあるが、一般受けする美人やイケメンで人生哲学や社会問題、セックス論(進化論や自然選択など)で、面白い深みのある意見を語ってくれる人は少なく、言葉で説明するよりもビジュアルで分かってくれみたいなどちらかというと控えめな人が多い。メールも短文が多かったり、ブログやSNSでも読ませる文章は少ない。

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日本の国債残高1088兆円はどう解釈すればいいのか?、トルコリラとエルドアン政権、最低賃金上昇で時給874円だが十分な金額ではないなど!

○国債は国の借金で、国民は債務者だから幾らでも公的債務を増やしても構わないという考えが成り立つなら、予算編成の財政制約は無くなるがそれは事実ではない。
6月末、国の借金1088兆円=1人当たり860万円 (時事通信社)
http://mixi.at/ad4ekMe

国民は債権者だからに訂正。約1100兆円の公的債務残高は、国家の支払能力とのバランスを測るバロメーターで、国債金利と日本円の価値と相関している。そのため、超高齢化社会で支払能力が落ちたと見られれば、国債金利が上昇して日本円の価値が落ちる。公的債務は国民生活と無関係でいくら増えても良いわけではない。

公的債務残高が1100兆円でも2000兆円でも一緒だからバンバン国債を発行しても構わないという考えは、錬金術的なモラルハザードを引き起こして、日本円のインフレを加速させるリスクがある。確かに、1100兆円は観念的な数字だが、国家財政の支払能力の範疇に収まっているという帳尻合わせが信用力なのである。

逆に、国債を無限に発行してもその債務を国家が支払える幻想をみんなが共有すれば、期間限定のユートピアが一時的に現世に現れる。日本の国家予算を300兆円くらいの規模にして、みんなに100万円ずつばらまいたって問題ないことになるが、遠からず需給の不均衡が労働力や物資の不足で露見してインフレが起こる。

○Edyが楽天Edyになってから決済可能な場所が増えている。久しぶりにEdyのアプリをDLして使っているが、暑い時期に自販機でスマホをかざすだけで買えるのは結構便利だ。ファミレスとコンビニ、イオン系の支払いもできるので、5千円程度入れておけば財布なしでもOK。Edyにビットコイン決済機能を付けてほしい。

○FXのトルコリラ……トルコ経済はメルトダウン寸前か、ハイパーインフレの前兆である恐れもある。ただトルコリラの年金利17.5%の誘惑は強く、「大底」と思って大量に買う個人投資家は多く、そこから一段下がって最安値を更新する続落が続いている。エルドアン政権への米国の経済制裁と物価上昇基調に歯止めが効かない。

トルコの悲劇はエルドアン大統領という経済政策に無知な独裁者が君臨していることだが……エルドアンは中央銀行が主張する利上げを拒否、逆に利下げによる景気刺激策を優先するとして、中銀の独立性を否定する憲法改正の構えさえある。1ドル=6リラを超えた異常なトルコリラ暴落は、必然に輸入品価格を高めインフレが進む。

反米・親イスラム(トルコの世俗主義放棄)に進むエルドアン大統領は「彼らはドルを持っているかもしれないが、トルコには国民と権利がありアラーの神がついていることを忘れてはいけない」と語って、トルコ国民を鼓舞したとあるが、生活必需品が何倍にも値上がりする事態を悪化させているのは自分の経済・外交政策である。

エルドアン大統領は外国為替市場という純粋な市場原理と金融政策によって価格が上下する世界において、アラーの神の加護を持ち出したわけだが、現在の米国経済と米ドルの強さを前にアラーの名前を唱えてもリラは0.1リラも上がらないのである。1ドル=6リラでは済まずインフレでFX主要銘柄から退場させられるリスク。

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優生保護法に基づく強制不妊手術の背後にある現代的感覚、マスメディアの政治的公平の問題、農業支援アイドルの16歳女性の自殺など

○現代では自発的な優生思想や性選択が内在化されややすく表面化しないが、知能や責任、虐待、犯罪で「子供を持つ資格がない・親になるべきでない」の発想は根深く、出生前診断・自己客観評価も増大した。

強制不妊手術:拒否した親に「無知と盲愛」 侮蔑の言葉 (http://mixi.at/a5cZBF5)

強制不妊手術は人権侵害だが、戦前戦後の日本は貧しく幕末まで健康な赤子でも口減らしされ身売りさせ労働力にならない家族を食わせることが難しかった時代状況も合わせて考える必要はある。現代でも「働かない人への非難・否定」は根強く、人によっては人権を認めないレベルだが過去にも労働可能性が優生判断の一つだった。

人間の優生思想の淵源は、ダーウィニズム的な「自然選択・性選択」であるが、近代以降は男女が対になれば子供が産まれる生殖必然の運命を、避妊技術・知性・恋愛文化や美意識によって、より「意識的な選択性」に傾けた。優生保護法は権力の強制の人権侵害だが、現代は自発的・個人的な無意識下の優生の価値判断は強い。

○精神の落ち込みの制御でアルコールや薬物に頼る人も出てくるが、僕は自分である種のトリガーを引いてフロー(ゾーン)に入った時に襲ってくる強烈なナチュラルハイに身体機能が追いつかなくなって逆にきつい。「酒・タバコ・薬物」などの中枢神経の刺激・麻痺を用いずとも、内面から滾滾と意欲・興奮は自然に湧いてくる。

10代の頃からフローな「怒涛の勢いに乗る感覚」があり、ハイテンションとバイタリティー強化はあるが、30代後半から長時間の仕事やハイな運動・成功・異性・読書の後に身体が疲れやすくなった。昔、精神医学的な躁(manic)かと思ったが、精神運動のアップダウンがないので意図的な瞑想・運動・休養が要る。

しかし、あまりに爽快で嬉しい面白いとか、興奮してやるぞという気力が湧くとかいう状態は、相対的には幸福な状態かもしれないが、年齢相応の脳にとってかなりの負荷がかかっており、ハイに自律神経系が興奮し続けたり運動し続けると、中長期的には睡眠不足も含め中枢神経・循環器などにダメージが及ぶ可能性がある。

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男女平等社会における「セクハラ」とは何か?、 ストーカー事件についての雑考など

○過去の人類の性は交換条件的・権力的な要素が多く現代でセクハラに該当しやすい。「女性の完全な合意・選択」という新たな前提が社会と男女を変えていく。

セクハラ被害者を責める風潮にイノッチ苦言 「セクハラはいじめと似ている」「いじめる方が100%悪い」 (http://mixi.at/a5gaZYd)

現代では性ホルモンや行動様式の部分において、若い世代ほど「男性の女性化+女性の男性化=ユニセックス現象」が進みやすく、かつてのジェンダーやセクシャリティーの常識が徐々に通じなくなってきた。その結果、男女の性の合意や納得のいくカップリングの難易度は上がり、女性の人権・男性の客体性によって新時代が開く。

男性原理から女性原理へのシフトで、女性問題であると同時に人権問題・プライバシー権の問題でもある。個人の身体・生命・性の自由と尊厳が保護されることによって、「合法的・倫理的な他者との身体接触の基準」が一段高くなった。過去の男性社会で許された「なし崩し・口説きや粘りで押す・権力流用」がNGに近づいた。

人類は倫理的・歴史的に高度化するにつれ、「物理的な権力・地位・財力」が男女関係にもかなり有効だった男性社会を動物的・野蛮的な社会と見なすようになり、「本人の合意・納得・選択+生理的・美的な感覚」こそがもっとも重要とする女性原理の規範意識や男性の主体性(女性の客体性)を崩す社会構造に近づいていく。

男性の主体性(見る性・労働価値と財)と女性の客体性(見られる性・身体価値と快)を決定的に崩すというのは、生物学的性差であるセックスと相関する性ホルモンや生殖適応原理をある程度は根本から変容させることになるから、先進国的な倫理・自意識(人権)が高度化することは「種としての進化」もある程度は織り込む。

セクハラや性犯罪を仮に決定的に撲滅する時代がいつかやって来るとすれば、「男性と女性の非対称性の無効化」がかなり高いレベルで成就した時代ということになる。「男性の性欲の強度・ポルノ需要」や「女性の身体価値・美や性が求められる」がなくなり、男と女の自己定義も薄れるのかも。

性欲というのはその起源が動物的・原始的なものなので、どうしても「倫理・理屈・正論の範囲内」から逸脱するセクハラや性犯罪をゼロにはできない。人類が動物的次元の性欲や生殖原理を克服するかは分からないが、過去との比較では「暴力・権力・財力の男性原理」はかなり押さえ込まれ倫理と正論のヴェールは広がってきた。

広義の意味において、これからよほどの戦乱や無秩序状態に陥らない限りは、先進国の男性は法律的・倫理的・女性の好み的に「去勢」されていく大きな流れがあるのではないかと見ている。中性的な男性ほど、今の若い女性に好まれやすく、暴力や権力の乱用が疎まれている。

現代の若い女性ほど「女性っぽさのある綺麗な男性」を好む傾向なども、昔の暴力・権力で男社会で強いオスがメスを独占する(メスの選択権は初めから考慮されていない)という猿山の動物的な性選択原理に対する去勢的なバックラッシュである。純粋な女性の好みや選択が、男社会での強さ・偉さ・権威と一致しない部分が増えた。

○スーツを着用し履歴書に貼る証明写真よりもクリアな写真だな。ストーカー容疑報道で使われるとは、撮影当時思いもしなかったのだろう…返信もないのに半脅迫・わいせつの一方的連続送信は犯罪構成要件である。

宮崎県警:元日本王者ボクサー、ストーカー容疑で逮捕 (http://mixi.at/a5hM3AP)

一方的な思いを寄せる相手が完全無視したり一言だけ「やめて下さい」など返事をした場合、何か反応が欲しくて「メールの連続送信」を誘発するのは心理学的実験でも確認されていた。特に男性は元配偶者・元恋人に対し「返事・反応を求める執着」は女性以上に残りやすく、脳構造からしてストーカー化リスクは高いとか。

女性のストーカーが相対的に少ないのは(いないことはないが)、男性よりも「返事・反応を求める衝動や粘り」が格段に弱いからだが、その理由の一つは「男性は渋々な返事だけでも満足できる」が「女性は嫌々ながらが見えるやり取りならする意味がない」と切り捨てる率(直接の貢献を求める率)が高く、生物学的根拠もある。

ほとんど縁が切れているのに「気持ちだけ(返信だけ)の形式的つながり」というのは昔は女性が望む型と思われていたが、科学的には「呼びかけたら返事が来るだけでとりあえず納得・満足」は男性が望むつながりなのだという。女性は0か1かで「自分に直接メリットのある関係」でないと異性とのつながりへの執着は弱い。

未来では面倒くさい相手には、自分のコピーとして簡易な返事ができる「AIの自動返信」が可能になり、連続送信型のストーカーに勝手に対処して、(上手く直接会うことを避けて)自然消滅に導く話相手機能が組み込まれるのかもしれない。多分ある程度話を聞いている風な返事が返ってくれば、こういった人は納得して寝る。

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男と女はどちらが「得」なのか?、 韓国の少子化は日本以上に深刻、いじめはなぜ無くならないのか?など

○一般論では自立して稼ぎたいなら男が有利、誰かに気に入られて優遇されたいなら女が有利。統計的な正規分布では男は女より能力・人格・人生の個人差が大きく、転落しても外部援助は受けにくい。

もう女性なんてやめたい! 悩む人がいる一方「女は得だ」の声も (しらべぇ – 03月27日 08:51) http://mixi.at/a5hpiSr(03月28日)

女性でも男性と対等に自立的に生きたい、男性の欲望や庇護と無関係に自力で生きたいというプライド・能力が高い女性は、男性以上に苦労しやすく、今でも同レベルの能力を持つ男性よりも報われにくい。女性の方が得の大部分は、企業サービスを除けば「有力な男に気に入られること」なので、ある程度の交換条件性がある。

自立して稼ぎたいなら男が有利だが、男も「能力・才能・意欲・運」などがなければ、そんなに稼げないので男としての有利はなくなる。異性に優遇されたいなら女が有利だが、「若さ・可愛さ(愛嬌)・美と性」の関数なのでそれらがなくなれば有利は失われやすく、人生の前半に身体資産(エロティックキャピタル)が偏る。

男性が女性のほうが得と言う時、「男の身体自体に性的価値が低いので、何もしなくてもちやほやされること=得になることがまずない」に由来している。だが若い女性で「性的身体を求められたくない・仕事の実力ややる気だけ見てもらいたい」という人は、逆に身体資産が邪魔になる(勝手に男が公私混同する)問題がある。

若くて可愛い女性が愛想や笑顔を振りまけば、直接・間接の恩恵やメリットは得られるが、「一定以上の本格的な大きな得」を身体資産を使って得ようと思ったら、「男性の欲望の受容・恋愛や結婚」が関わってくるので、自分の幸福や人生設計まで考えたら力はあるが簡単には使いにくい状況になる。

逆に、男性は自分自体に大した性的価値がないから、人に勘違いされてしつこくされるリスクや誘われた時に断る面倒はそんなに考えなくて良いし(よほどモテる人除き)、暗い夜道だって性的に襲われる心配なしで(強盗・無差別殺人などはあれど)一人で歩ける良さもある。自分自体が求められないのは得もないが危険も少ない。

○韓国の人口急減は日本の少子化を上回る。新生児数は昨年より約5万人減少で35万7700人で過去最低更新。1970年代に韓国の出生数はピークで約100万人(今の日本と同程度)、2002年には49万人に半減した。東アジアの日本と韓国の人口動態・婚姻低調・男女意識は似ているが、共に格差と人口減が同時進行か。

儒教的な男女観や家父長制的な家族観・お見合い結婚(身分相応な婚姻)の急激な変化、経済成長からの停滞・格差拡大が、東アジアの少子化・人口減少の背景にあるが、韓国も1980年代までは女性の地位・権利が極めて低かったが、1990年代の女性の自由化・社会進出が婚姻・出産の減少前に進んだのは日本と似る。

女性の社会進出や働きながら子育てできる社会が、出産率を高めるは、ポリコレだけでなくアメリカ・北欧・西欧ではある程度当てはまるのだが、儒教文化や家父長制・お見合いが根強かった日本含む東アジアでは少なくとも現段階までは当てはまってない。東アジアでは男女平等のロマンスや恋愛文化が弱い影響が大きい。

未来においてどうなるかは分からないが、女性の社会進出の進展と所得上昇によって、より多くの人が若い時期に結婚してこれから一人の女性が3人とか4人とか産むのが当たり前の時代が来るという楽観的な見方はまず現実と一致しないように思えてならない。働きながら子育てできたとして、そんなに大勢の子供を皆が皆、求めるものだろうか?

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現状の仮想通貨(ビットコイン)は決済手段としての使い道が乏しい、 アラフォー世代が生きてきたかつての時代状況についてなど

○日本国内の実店舗でビットコイン決済額が大きいのはビックカメラで、訪日外国人の利用もあるが、1回の支払上限額は30万円である。「国境・法定通貨にとらわれない為替不要+即時決済の可能性」は「仮想通貨決済ツールの簡便性・セキュリティーの向上」が鍵になる。現時点では、簡単・安全に使える決済アプリが少ない。

クレジットカードや電子マネーと比べて、仮想通貨は決済までの準備が煩雑かつ知識が必要になる。国内ではBitflyer以外の取引所のウォレットでは、店舗での支払に使える機能そのものがないことが多く、自分でウォレット送金して決済する必要があるが、秘密鍵(長文パス)管理など初心者にハードルが高くリスクもある。

個人的に普及促進には、取引所とクレジットカード会社が提携して「仮想通貨支払用のスマホアプリ・物理的なICカード」を発行するが必要だと思う。現時点で実際に使えるお金として決済にこだわらないのは「使用できる店舗がない」からだが大手量販店・外食店の参入があれば商機が出て現実的・簡易な決済手段をどこかが出す。

現実的・簡易な決済手段に貢献しそうな人物として、Twitter創業者で今はスマホ決済アプリ開発のスクエア(クレカ決済拡大)CEOのジャック・ドーシーがいる。ドーシーは10年以内にビットコインがネット決済の単一の世界通貨になると大言壮語するが、カフェなどの少額決済・遅滞しない取引処理能力が重要とする。

ビットコインの理想的な普及段階のプロセスが進んだ場合、日米で普及率3~5%の現時点の保有者でもアーリーアダプターとなるため、完全普及段階までは「利用しても評価額が減りにくい通貨」としての先行者利益を得られる可能性があると予測される。

価値が微増する可能性はあっても、2016~2017年のような数十倍ものバブル的な価値肥大は期待しづらく、短期的な投機はもう上手くいかない。現実的な普及と値上がりは、数百円使っても翌日に値上がりで補填される程度。だがBTCを安値で拾い続け、毎日ランチが無料で食べられる利益があれば悪くない利益率となる。

クレカ最大手VISAが、今まで無視や非難していたビットコインやブロックチェーンの本格的なリサーチをするため、インド拠点に専門チームを発足、数百人のブロックチェーン技術者を雇用すると発表している。クレカ会社が仮想通貨サービスに何らかの形で参加してくる可能性がある。ドーシーはVISAなども組み込むべき。

仮想通貨投機はおすすめできず、一回に大量購入は絶対にやめるべきだが、常に「仮想通貨・法定通貨・株や債券・金など現物」のポートフォリオを考えた上で、毎日の仕事でしっかり法定通貨も稼ぎ続けることが一番のリスクヘッジである。資産は目減りするリスクが常にあるが、仕事で稼ぐ能力も維持することは常に重要だ。

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