現状の仮想通貨(ビットコイン)は決済手段としての使い道が乏しい、 アラフォー世代が生きてきたかつての時代状況についてなど

○日本国内の実店舗でビットコイン決済額が大きいのはビックカメラで、訪日外国人の利用もあるが、1回の支払上限額は30万円である。「国境・法定通貨にとらわれない為替不要+即時決済の可能性」は「仮想通貨決済ツールの簡便性・セキュリティーの向上」が鍵になる。現時点では、簡単・安全に使える決済アプリが少ない。

クレジットカードや電子マネーと比べて、仮想通貨は決済までの準備が煩雑かつ知識が必要になる。国内ではBitflyer以外の取引所のウォレットでは、店舗での支払に使える機能そのものがないことが多く、自分でウォレット送金して決済する必要があるが、秘密鍵(長文パス)管理など初心者にハードルが高くリスクもある。

個人的に普及促進には、取引所とクレジットカード会社が提携して「仮想通貨支払用のスマホアプリ・物理的なICカード」を発行するが必要だと思う。現時点で実際に使えるお金として決済にこだわらないのは「使用できる店舗がない」からだが大手量販店・外食店の参入があれば商機が出て現実的・簡易な決済手段をどこかが出す。

現実的・簡易な決済手段に貢献しそうな人物として、Twitter創業者で今はスマホ決済アプリ開発のスクエア(クレカ決済拡大)CEOのジャック・ドーシーがいる。ドーシーは10年以内にビットコインがネット決済の単一の世界通貨になると大言壮語するが、カフェなどの少額決済・遅滞しない取引処理能力が重要とする。

ビットコインの理想的な普及段階のプロセスが進んだ場合、日米で普及率3~5%の現時点の保有者でもアーリーアダプターとなるため、完全普及段階までは「利用しても評価額が減りにくい通貨」としての先行者利益を得られる可能性があると予測される。

価値が微増する可能性はあっても、2016~2017年のような数十倍ものバブル的な価値肥大は期待しづらく、短期的な投機はもう上手くいかない。現実的な普及と値上がりは、数百円使っても翌日に値上がりで補填される程度。だがBTCを安値で拾い続け、毎日ランチが無料で食べられる利益があれば悪くない利益率となる。

クレカ最大手VISAが、今まで無視や非難していたビットコインやブロックチェーンの本格的なリサーチをするため、インド拠点に専門チームを発足、数百人のブロックチェーン技術者を雇用すると発表している。クレカ会社が仮想通貨サービスに何らかの形で参加してくる可能性がある。ドーシーはVISAなども組み込むべき。

仮想通貨投機はおすすめできず、一回に大量購入は絶対にやめるべきだが、常に「仮想通貨・法定通貨・株や債券・金など現物」のポートフォリオを考えた上で、毎日の仕事でしっかり法定通貨も稼ぎ続けることが一番のリスクヘッジである。資産は目減りするリスクが常にあるが、仕事で稼ぐ能力も維持することは常に重要だ。

○普段は気軽に登れる山らしいが雨天・降雪は足場と視界が悪くなるので何でもない場所でこけて大怪我も多い。舗装道・ロープウェー・簡易施設のエスケープがある低山なら多少の条件悪化は大丈夫だが。

奥多摩の登山客、6人下山 7人は下山中 命に別条なし (http://mixi.at/a5c5zQk)

人工的な設備や目印のない山で、降雪が多くてホワイトアウトに近い時は、道迷いの遭難のリスクが高まる。慣れている山でも道が分からなくなるのでやめておいた方が良いし、早朝登山でできるだけ早い時間に下山すべき。降雪があるとわずかに日が陰って暗さが増しただけでも、山の景色は大きく変わりあっという間に日没になる。

○今40歳だと、高校生でポケベルを持っていた人は皆無、大学入学時にPHSを持っていた人も少数派、携帯電話も数年は通信費が高くて高級品扱いだった。

「ヒットソング」に影響を受けて走り出す人多数!?懐かしくてたまらない「アラフォー世代あるある」とは (http://mixi.at/a5cZAkC)

1998年頃、初めて携帯電話のiモードが発表され電子メールができるようになった時は衝撃的な出来事で、意味もなく頻繁にメールのやり取りやメルアド変更を繰り返す人も多かった。掲示板・チャット経由の「メル友ブーム」もあった。当初は女子大生さえ携帯番号のままのアドレスが多く、個人情報の意識も殆どなかった。

40歳より少し年齢が上の人は、前半においてヤンキー文化の影響は大なり小なりあると思うが、20歳前後からはネット文化の急速な浸透によって、旧世代的な価値観は急速に衰退した。とはいえ、デジタルネイティブな世代ではないので、20代でPC・ネットに深くコミットしなかった層も多く、就職氷河期の問題もあった。

デジタルネイティブではないは大学に進学しなかった人は、この世代だと学校教育の中でパソコンやインターネットについて学ぶ機会はほぼゼロだったということ。学校にPC自体がなかった。大学の授業でもエクセルでなくロータス123を教材に基本の表計算を習うレベル。キーボード操作自体をしたことない新入生が大半。

そもそも当時のパソコンは廉価版でも20万以上して、まともに動作するパソコンは30万円以上で、ある程度裕福な家庭の子供でないと、高校生以下の時に家にパソコンがある人はいなかった。現在のスマホが当時あれば「構造が理解できない未来の最新機械」に近いが、わずか15年程度で情報機器の進化スピードは凄まじい。

○感染症予防の公衆衛生やアレルギーの問題を除くと「外でも自分を見られず匿名的に行動したい(個人認識され構われたくない)の心理・身だしなみや容貌の自意識が和らぐ心理」がマスク着用にある。

風邪や花粉症予防だけでない! 常にマスクを着用する人たちの理由 (http://mixi.at/a5cbyDn)

女性だとメイクをしてないとか肌荒れしたとか、男性だとひげそりしてないとかの理由でも、マスクをして人目を気にしないリラックス感が得られることはある。接客業でマスク常用の人は「顧客と基本関わりたくない(話しかけられたくない)・事務的機械的な作業だけに徹する」の考え方の人が多く、基本余計な言葉も話さない。

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