平成28年・熊本地震(震度7・M6.5)が発生:15日午前の段階で死者9名・660名以上が負傷

スマホの聞きなれない音が鳴り、『緊急地震警報』が入った。熊本県熊本市で最大震度7の地震が起こったようだ。福岡県は震度3~4だったが、短時間だが結構揺れを感じた。阿蘇の震度5より熊本のほうが震度が大きいので、阿蘇山や霧島連山の噴火リスクなどと直結する地震ではないのだろうか。体感のある地震は久しぶりだった。山口県まで揺れたようだが。

九州中部に居住している人は、引き続き警戒が必要だと思いますので、十分お気をつけください。震度3~4まではそれほどの恐怖やパニックを引き起こさないが、震度5からは体感の揺れだけでなく室内の家具転倒、建物の倒壊もでてきて冷静な判断も難しくなる。熊本内陸部が震源のようだが、余震が起こらないことを願います。

昨日午後9時26分発生の熊本の地震は、阿蘇山に近い益城町で震度7を観測した。熊本市・玉名市で震度6。九州地方の震度7は1923年からの観測史上初という。死者も9人出ており被害が懸念される。

強い余震続く、死者9人に=重軽傷770人、3万3千人避難―熊本

熊本県益城町は震度7、マグニチュード6.5の大地震に見舞われたが、南北方向に断層が横に動いた『横ずれ断層型』の地震だという。地震のメカニズムは一般的な型だが、震源の深さが11キロで浅かったため震度が大きくなり余震も多くなる。熊本県内には南北101キロを縦断する布田川・日奈久の活断層帯が走っている。

熊本県にある布田川・日奈久の活断層帯は、単独で動いてもM7クラスの地震を起こす可能性があると以前から予測されていたが、30年の発生確率が0?0.9%と非常に低く見積もられていた。この二つの断層が連動して大きく動くと、最大でM8.2クラスの大地震を起こすエネルギーが蓄えられていると調査で指摘されている。

熊本県にある布田川・日奈久の活断層帯は、単独で動いてもM7クラスの地震を起こす可能性があると以前から予測されていたが、30年の発生確率が0~0.9%と非常に低く見積もられていた。この二つの断層が連動して大きく動くと、最大でM8.2クラスの大地震を起こすエネルギーが蓄えられていると調査で指摘されている。

大地震に地殻が刺激されて、阿蘇山の火山活動が活発化しないかという不安もある。近年、霧島連山の新燃岳・硫黄岳や鹿児島県の口永良部島が噴火するなど九州全域の火山が活動期に入ったような現象も見られており、当面は地震の警戒と合わせ火山にも近づかないほうが良い。

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