“フリーな女の演出”で男心を癒してくれる女性と擬似恋愛の要素を生かした接待型ビジネス

“フリーな女”の演出で男心に夢を与える『スナック経営・飲み屋・アイドル商売』とも相関する擬似恋愛あるいはファン心理にまつわる読ませるコラムで文章が上手いな。

彼氏がいるのに、彼氏がいないと言い続けるおんなたち

書き手の女性は『彼氏・旦那がいる』とストレートに答えて、スナックのママから『彼氏・旦那がいない』のお約束の嘘でお客さんを楽しませる暗黙のルールを教えられるが、『限定された時間・場所だけで楽しく交流する仮想現実』では究極的にはリアル(店外)で彼氏・旦那がいるかいないかは関係ないという話にもなる。

ケースバイケースではあるが、その場で楽しく飲んで話して遊ぶ際の暗黙のルールとしては、女性側は『男の影(リアル)をちらつかせて疎外感を感じさせない』、男性側は『その場だけで私生活には深入りしない』があり、それを踏まえれば飲み屋でもアイドル商売でもwin-winなビジネス、良い思い出にはなるだろう。

スナックのママの顧客とのつながり方の教育方針で、社会人の顧客に対し『学生の私生活・同世代の男友達の部分』をSNSでつながって見せないようにというのは面白いというか現代風な配慮だなとは思った。確かにおじさん世代が女子学生のSNSの写真・日記を見ても、住む世界が違う疎外感を味わうだけで仮想現実は壊れるw

『仕事・ビジネス』というのはお金を貰っているのだからという理由で、普段(個人の趣味・選好)であれば交流・会話をまずしない相手との接点を生むが、接客業等では『リアルの自分以上の愛想の良さ・テンション・相手への気遣い』を演出して見せてくれてる意味では、敢えて『生身のリアルを知らずにいる良さ』もある。

実話かどうかはさておき、最後『みんなの女神』としてのイメージを残したまま上手く消えて、リアルの自分の生活へ戻っていった女性は『嘘も方便』だが、仕事・場面でアイデンティティと関係性の切り替えもある現代では『リアルとバーチャルの位相』は複層化しやすい。時間比率でもどれが本当か偽物かはっきりしない面もある。

スポンサーリンク