リュック(バックパック)の“利便性・実用性・ファッション性”について:大人リュックがブームらしいが

歩くのが好き+本・PCを持ち歩く人が、一度リュックを使い始めたら腕がふさがるバッグ類は使おうと思えない。20Lでも買い物袋が全部入るのは便利だ。登山を始める前はリュックに興味がなかったが、最近は実用性でもファッション性でも気に入って使っている。大人だからリュック(バックパック)を背負ってはならないという不文律はないと思うし、リュックには登山・トレッキングなどスポーティーな用途もある。

ブームの大人リュック、“痛い/おしゃれ”の分かれ目は?

過去にはリュックはオタクっぽいイメージや自分のファッション感覚に合わない感じもあったが、登山・アウトドアを始め『歩くためのハードユースのバッグ+何でも入れて歩ける実用性のあるバッグ』という認識に変わった。大量に買い物してもそのまま歩いて苦にならないのも良い。他人の目線でおしゃれかどうかは二の次になってしまっているが…w

本格的な40L以上の雨蓋式のザックはさすがに大げさなので山登りにしか使ってないが、普段使いのリュックとしてカリマー、コロンビア、ドイターの18L~25Lが3つほどある。色はそれぞれバラバラだが、個人的には黒系統よりも赤・青などちょっと鮮やかな色彩のもののほうが好みである。

おしゃれ系の布リュックの方が安いが肩の部分が下がってフィット感がなかったり、生地が厚手ナイロンでなく擦り切れやすいのが難点だと思う。まぁ、おしゃれ系なので実用性や耐久性は後回しにされているわけである。

パタゴニアのリュックではない肩掛けの小さいバッグ(スリング式)みたいなのも持っているが、見かけはよりカジュアルで目立たないが、普通のリュックのほうが背負いやすいな。交通機関や車をわざと使わず、毎日5?10キロ程度は運動のため歩いたり自転車に乗るという人だとショルダーや手持ちカバンは手が疲れる。

リュックは少し空間を広く取るので、公共交通機関では後ろの人に接触しないように注意は必要だ。特に50~70L以上とかの宿泊用のテントや物資も背負うようなバックパッカーは、乗る電車を選ぶと思う……普段の通勤や買い物用なら30Lでも大きすぎるくらいで、スマホと財布くらいで持ち物が少なければ15Lくらいでもいいかも。

登山用ザックでも網棚に上げろという意見もあるが、何十キロもあるザックは、人の頭越しに網棚に上げるのは危険であり、結構な腕の力があっても頭上の高い位置にある網棚まで持ち上げたりおろしたりするのはかなり大変で、落とす可能性がある。

面白いのはリュックを持つようになると、好みのファッションのトレンドや自己イメージも結構変わってきたことかな。おしゃれ系のスーツ類やかっちりしたドレスシャツ、綿パンなど昔は好きだったのだが、最近は滅多に着ない…動きやすく軽めで濡れても乾きやすいファッションを好むように、デザインやカラーはいいものもある。

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