HISの『東大美女が隣に座ってくれるキャンペーン』がセクハラとの批判を受けて中止に!

セクハラというのは『東大美女図鑑の学生』が隣に座って旅のガイダンスをする仕事を断っているのに無理にさせるならそうだが、本人が自分の美貌なり知性なりを売りにしたアルバイトをしたいなら自由だろう。

HISの「東大美女が隣に座ってくれる」キャンペーン 「セクハラ」批判受け即日中止に

セクシャルハラスメントは『性的嫌がらせ・性的な侮辱やからかい』であって、女性の外見や対話機会、性的魅力を本人の了承の上で活用することはセクハラではないだろう。これを否定するなら、セクシャルなイメージを売りにする芸能活動全般(特に会えるとか握手できるとかのアイドル云々など)もセクハラでアウトになる。

東大の女性が現場でセクハラ的な言動をされるか、当選した人が想定外の冷たい応対をされて面白くない思いをすれば『どちらかが不快』になる可能性はあるが、『男性を女性の美しさや性的魅力を前提にしてもてなすような文化・やり取り(それが経済価値を持つ)が性差別的・男権的で不快』という意見はあってもおかしくないか。

東大美人に限らず美女でもイケメンでも、誰かがその人たちをちやほや優遇するとか経済価値を生み出すとかいうこと自体は否定しづらいが、公共性のある企業が美人コンテストみたいな事をして女性を接待係の位置づけにしたキャンペーンをするのは『男権的な性別役割の鋳型』の強化だという見方もできないではない。

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