熊本地震で続く車中泊:政府が健康リスクを軽減するための車中泊避難の指針策定を検討

現代人は殆ど他人と長期間の集団生活(共同生活)を経験したことがなく、男女同室でしきりが弱い為の性被害なども報告されているから、プライバシー・安全確保の為に車中泊を選びたい気持ちは理解できるが。

<熊本地震>「車中泊避難」で指針 政府が策定検討

循環器・血管血液が正常な可能性が高い若い人なら、車中泊の健康リスクは低くなると思うが、高齢者は身体を伸ばして寝られる避難所に移ったほうが良いだろう。どうしても車中泊をしたい人は、車外でテント泊できるような環境を整えるべき。複数人で寝られる大きさのテントの寄付もされているが数が足りていない。

テントの価格はピンキリだが、車中泊の避難生活が長期化する見込みなら、数万円程度のコストを支払ってでも購入する価値はあると思う。仮設住宅の建設や公営住宅の活用も促進してはいるが、通常の部屋で住めるようになるには日数が必要だ。民間で借り手のつかない物件など、無償・格安で提供してくれれば良いのだろうが。

イオンのような大型商業施設の商品・立地・駐車場が、こういった地震災害で有効活用できるケースは多いし、イオンは経営状況がそれほど良くない中で、地方の公共インフラに近い役割を果たすための企業努力はかなりしている。惣菜の無料に近い激安販売もあったが、緊急時に避難所として駐車場を開放してくれるのはありがたい。

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