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刺青をいれた看護学校生の休学処分は妥当なのか, 刺青に対する社会通念と職業選択・職場適応(顧客や患者の意識)の壁

感染リスクの公衆衛生と合わせ、日本では『刺青のアウトロー文化圏』の認識が強く、看護学校・看護師への適格性を疑われやすい。偏見は問題だが個別の人間性・履歴をその都度精査するのは不可能だ。

「入れ墨で休学処分は不当」 賠償求め看護学校を提訴

刺青があれば看護学校で学ぶ権利を否定されても良いのかは裁判で争点になるが、『刺青を入れることによる偏見差別・不利益』は『既存社会の職業人・サービス業・サラリーマンの現状』で刺青がありふれたものにならない限り変わらない。日本では企業の採用基準や顧客の印象から、対人サービスの仕事で刺青はまず禁忌である。

刺青を入れていてもコワモテの見せかけだけで本当の性格は温厚・善人という人も確かにいるが、顧客・患者からすれば初めから『コワモテ(過去に反社会性・前科・粗暴=機嫌を損ねたら危ないの疑念)の印象』を与える人為的な外見自体がNGなのだ。刺青だけで、日本人の第一印象は悪く過去の所属・前科等を疑われる。

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『自分の価値観・要求』に他人を従わせて思い通りに動かすことはできない。,高速バスはSA休憩で戻ってこない客を置いて出発しても良いのか?

○他人を自分の基準に従って動かしたいなら、仕事のように雇うかお金を出し頼むかしかない。仕事レベルの丁寧な接客や清掃、報連相を私生活の人間関係でできる人はいないのが当たり前。相手の人生を保証してない限り、自分は自分、人は人である。

「正しくないと気がすまない」41歳女性が抱える爆弾

自分に完全な敬意や忠誠を誓い、徹底的に好意を抱いて陶酔しているなら、『自分の思い通りに動く他者・自分の理想や常識に合わしてくれる他者』はいるかもしれないが、普通は家族でも恋人でも親友でも、細かく干渉し批判するような相手は嫌がるもので永続きしない。思い通りの人生を保証するほど負担をしているなら別だが。

完璧な家事をしてほしいとか、家の中でもだらだらしないできちんとしてほしいとか、いつも笑顔で朗らかに優しく接してほしい、雑事を正確に迅速にこなしてほしいと本気で望むなら、月20万以上の報酬を提示して時間を決め雇用するくらいでないと難しい。家でぐーたらな人も、仕事なら遅刻せず言われたことをやるものだ。

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障害者虐待が最多の3154人で、施設職員被害が増加:なぜ感情労働の介護・福祉の仕事は虐待が発生しやすいのか?

子供(乳幼児)の面倒を見ることさえ大変なように、『意思疎通・知的能力・身体能力』に大きな問題を抱えている他人の世話をしてケアをする仕事は、忍耐・奉仕が前提のストレスの大きな感情労働になりやすい。

<障害者虐待>最多3154人、施設職員被害が増加

障害者虐待を防止するためには『資質と意欲のある職員を採用して教育すること』『職員の給与や待遇を上げること』『職場の良好な人間関係とオープンな意思疎通を保つこと』『職員の悩みや不満を相談できる場所を作ること』などがポイントになるが、障害者施設の慢性的な人材不足・教育研修の不足・財政難が根底にある。

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『時給制のアルバイト・月給制のサラリーマン』より『成果給(実力主義)の自営業・自由業』のほうが有利とは通常言えない

破格の投資家・起業家・技術者なら1日数時間の労働で高額収入も有り得るが、自営業・自由業の大半は平均的なサラリーマン・アルバイトより1日の労働時間は長くストレスも強い。収入・ビジネスの継続に不安もあるので、一般に月給制の方が貧困化しない。

「時給や月給で働く人」が貧困化する理由 (19時間前)

自分や少数の人にしか生み出せない付加価値があり、書籍・音楽の印税や大規模なサイト構築・アプリ開発のように一度の成功で継続的な収入(生涯賃金相当)が入るとか、長期持続する特別なビジネスモデルや商材を持っているとかなら雇われるより自分でやるべきだが、徒手空拳の人なら雇用・月給以外に安定収入は得づらい。

雇用形態ではなく仕事の意識の面では、『時間にこだわらない好きな仕事』ができるほうが仕事の遣り甲斐は確かにあるだろう。時間に囚われて働く人は『今日は〇時までの意識』があり、時計を見ながら早く終わらないかなの気分になりやすいが、仕事を生活手段として割り切る人はどうしても多くなるだろう。

完全出来高制の自営業・自由業はとにかく格差が大きな世界で、開店休業状態の自由はあるが低所得の割合も多いわけで、日本の中流階層の大半は大企業や公務員のサラリーパーソンである。組織に属さず年収500万以上を稼ぎ続ける事は(世襲・信用・顧客引継ぎのない)ゼロからだと中堅サラリーマンになるよりハードルが高い。

月給制のサラリーマンは確かに毎日通勤して長時間の拘束・管理を受けなければならない意味では『不自由・窮屈』だが、逆に会社に行けば毎月の収入・社会保険が保障されている状態は、個人事業ではあり得ない。『他律の拘束・管理』と『保障・安定』はセットで、通常は後者を失う恐れが強く、収入ゼロなら生活できない。

記事では『労働時間に関係なく成果でお金がもらえる人になろう』というが、会社・組織に属していない個人で『実際に売れるモノ(高く売れる・長く売れる)』はかなり限られてくる。確かに、1つ成功すれば数百万の収入が振り込まれるような付加価値なら収入に波があっても良いが、それだけの売り物や能力があるかである。

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石原さとみのドラマ『地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子』で注目された“校閲”という仕事

ウェブ以前の校閲の仕事は誤字脱字のチェック以上に、事実確認を要する原稿を見る際の『高度な知識・レファレンス(参考文献の検索)』が必要だったが、ネット検索の質が向上してからはライターのセルフチェックのみの記事が増えた。

地味というより本当にスゴイ!校閲さんの実際のお仕事

単行本になるような紙媒体の著作の校閲者は現在でもレベルが高いだろうが、校閲のニーズ低下とダブルチェックの欠如によって『著者・ライターの生の語彙力・注意力・表現力の差』が記事・文章にでやすくなった面はある。文学やエッセイの個性的な修辞(レトリック)には正解はないが、報道・論評の記事には一定の型がある。

大量の文章を正確に校閲して誤字脱字を無くし、現在よりも分かりやすく伝わりやすい表現を模索する仕事は、ある意味では『自分自身が書きたい内容を書く・与えられたテーマで自由に文章を書く』よりも精神的にきつい仕事で向き不向きがあるが、一冊の本に一文字も誤字脱字がない時には校閲者の能力・集中力に敬意を覚える。

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恋人がいない若者が過半数(男7割・女6割)を超えたが、仕事の忙しさが原因なのか?:結婚が当たり前でなくなった現代の異性選択の難しさと高望み

早朝から深夜の連日のハードーワークでも登録の婚活は出来るが、『仕事・紹介以外の新たな人や場所』で探すのは難しいかも。行動のプライオリティやアプローチにも拠る。

独身男性の7割「交際相手なし」の衝撃 「残業ばかりでいつ相手見つけるの?a」という声も

経済・時間・体力的な余裕がないと、一緒に見つめて語り合う、いい感じのデートをしたりの『恋愛』はしづらい。心身が疲れて仕事に追われて遊びに行っても楽しめない。日本では一定以上の年齢で『結婚・生活と切り離せる恋愛だけのフリーな関係』は不倫を除き少ない、元々異性に酔って耽溺する恋愛文化が浸透した歴史も薄い。

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