熊本地震で続く車中泊:政府が健康リスクを軽減するための車中泊避難の指針策定を検討

現代人は殆ど他人と長期間の集団生活(共同生活)を経験したことがなく、男女同室でしきりが弱い為の性被害なども報告されているから、プライバシー・安全確保の為に車中泊を選びたい気持ちは理解できるが。

<熊本地震>「車中泊避難」で指針 政府が策定検討

循環器・血管血液が正常な可能性が高い若い人なら、車中泊の健康リスクは低くなると思うが、高齢者は身体を伸ばして寝られる避難所に移ったほうが良いだろう。どうしても車中泊をしたい人は、車外でテント泊できるような環境を整えるべき。複数人で寝られる大きさのテントの寄付もされているが数が足りていない。

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HISの『東大美女が隣に座ってくれるキャンペーン』がセクハラとの批判を受けて中止に!

セクハラというのは『東大美女図鑑の学生』が隣に座って旅のガイダンスをする仕事を断っているのに無理にさせるならそうだが、本人が自分の美貌なり知性なりを売りにしたアルバイトをしたいなら自由だろう。

HISの「東大美女が隣に座ってくれる」キャンペーン 「セクハラ」批判受け即日中止に

セクシャルハラスメントは『性的嫌がらせ・性的な侮辱やからかい』であって、女性の外見や対話機会、性的魅力を本人の了承の上で活用することはセクハラではないだろう。これを否定するなら、セクシャルなイメージを売りにする芸能活動全般(特に会えるとか握手できるとかのアイドル云々など)もセクハラでアウトになる。

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太らないための生活習慣と身体を鍛えるための適度な運動量

代謝が活発で『痩せ型の体型』の比率が高い10~20代前半の肥満は遺伝要因も関係するが、『過食・ストレス(気晴らし食い)・運動不足・睡眠不足・塩分と糖分の過量摂取(濃い味の嗜好)』は太りやすい。適度なカロリー量で空腹を感じない食習慣の確立も重要か。

10代・20代のリアルおデブ習慣TOP10!

30~40代になると意識的な食習慣と運動習慣の調整がなければ、自然に食べて少し歩いてくらいだと代謝の低下・体質の変化から太りやすくはなる。ただ長い距離を走る(歩く)にしても筋力を鍛えるにしても、一定の時間と気持ちの余裕がないと続き難く、何もやってない所から習慣化するまでのステップで挫折する人が多い。

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『褒める教育』と『叱る教育』と『貶める教育』:学ばせるのは自発性か服従性か

適切に褒める事は『正の強化子』で自己評価を高めて柔軟な思考・行動を発現しやすくさせる。『無闇な賞賛(へりくだり)・注意しない(何でも容認)』は褒めて育てる教育ではなく、歪な上下関係や自己中心性、向上心欠如、虚弱性になりやすい。

「褒めて育てることの弊害」が囁かれはじめている

『褒める教育』というのは、子供を何でも自分が一番の王様にするための甘やかしではなく、子供の自発的な行動力や好奇心を引き出すために『子供の人格・失敗・試行錯誤を否定しない(頭ごなしに馬鹿にしない)』という事である。適切に『叱る教育』も必要だが、子供の自発性を潰して従わせる『貶める教育』と混同されやすい。

自己肯定ややる気を試行錯誤で伸ばしていく『褒める教育』は、『明るい人間関係+民主的・自由主義的な環境+知性・創造性・自発性が求められる仕事』との相性が良いが、確かに『攻撃的で嫌な相手+ストレスの強い環境+とにかく規律や作業に従う場』などに耐えられない脆弱なメンタリティーを醸成する可能性はあるだろう。

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中学2年生の女子2人が遺書のメモを残して自殺:現代を生き抜く力と楽観主義の大切さ

現代の少子化対策の難しさは『生きる希望や力を持つ子供の育成』も併せて考えなければならないことで、10~20代の自殺者数が微増傾向にある。まず模範を示すべき大人が人生をエンジョイできていないばかりか、自殺念慮・心中願望を抱いて自殺してしまう事件も少なからず見られる。

「死にたい」通学カバンにメモ複数 中2女子2人死亡

『生きていれば良いことがある』の建前では絶望した子供を救うことはできないが、『いじめ・家族不和・虐待・学業不振・進学就職の不安など具体的な問題』がある方がまだ対策や援助はしやすいかも。生きていれば良いことがあるかは分からないが、自分にとっての意味・価値・関係を作り出す試みの繰り返しを楽しむしかない。

生きていても意味がないとかつらくて死にたいとか言うのが、10?20代の若い人なら『生きていれば良いことがある』は、気持ちの持ち方や長い人生における確率論として正しい面がある。現代の生きづらさは自由・喜びと表裏の関係にある『個人間の差異の拡大』と『所与の居場所がない市場性(コミュニティ喪失)』にある。

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家族が増えること(子供が自立できないこと)が『老後リスク』になる現代社会:子供の幸福追求の規範化

家族の人数が多いほど安心な時代には『家父長制と儒教(親に従う子)・身分意識・第一次産業・シンプルな価値・寿命の短さ』の条件があったが、現代は全て反転してしまった。

子どもの存在が「老後のリスク」に… 家族は少ない方が「ラクで良い」と言われる時代は悲しい

現代では、家族に命令できる家父長制は男女平等(女性・子供の権利)によって反転し、生まれ落ちた階層・境遇を受け入れる身分意識(分相応の仕事・生活)は少子化を招き、元気ならできる肉体労働は衰退したり職業選択で選ばれない、自意識が強まり価値観が複雑化し、医療発達と長寿命化で老後にお金がかかるようになった。

老後に面倒を見てもらいたい親の下心は否定され、子供を産むことの選択と自己責任が強調される世の中では、『家族を持つこと・子供を増やすことのリスク化(ハードルの上昇)』が起こりやすい。家族の増加と繁栄を喜ぶ原点は相互扶助や労働力補強、世代継承で、そこには『理不尽な子供世代の義務・負担』も含まれていた。

かつては貧乏でも無知でも子供を産み育てることは自然的生理的な現象と解釈されていたので生まれた階層・境遇が相対的に惨め・不利でも、それを理由になぜ産んだかと親を責める子も論理もなく、主に子供側に責任が求められた。だが『子供の貧困・虐待・生きづらさ』を背景に自然的出産の前提にコミットしない層も出現した。

家父長制と儒教道徳は『親のために子はとにかく尽くすべし(子供が増えれば親は幸せで安心)の規範意識』を無条件に社会に浸透させていたので、親・境遇のため子が苦労したり生きづらかったりする事に納得できないという発想そのものが反道徳的思考(儒教的な大罪である親不孝・不忠)や無責任な怠惰として全否定された。

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